てくてく歩いてく

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神さまが2歳を迎えました。

 

 

今日の東京は春のようで

 

生まれた日もこんな陽気だったなぁ、と懐かしい思いであたたかな空気を吸いました。

 

 

「これはだぁれ?」と本人の写真をみせると自分の名前を言えるようになった神さま。

 

生後まもなくの沐浴している写真を見せてだぁれ?と尋ねると

 

「・・アカチャン」と言いました^^

 

前はこーんなに小さかったんだよ、今はお兄ちゃんだよというと神妙な面持ち。

 

幼いなりにも何かを感じとっているのでしょうか、

 

私も一緒に眺めながら

 

こんなに大きくなったんだなぁ・・と時の流れを噛みしめました。

 

 

 

もはや自分の誕生日より、特別。

 

この2年は、私の38年にに相当するものがあります。

 

 

めまぐるしく進む成長に向き合う時間の濃さゆえもあるけど

 

それ以上に

 

成長をみつめながら

 

同じ頃の自分を顧みているような、生きなおしているような感覚があるからかもしれません。

 

 

当時の私が何を感じ何を考えていたかなんて知りもしないけれど

 

もしかするとこうだったのかな・・と感じることが

 

新しい発見や改まった感動を運んでくれます。

 

まるで納屋の奥にしまってあった絵を取り出して鮮やかに塗り直していくようで・・味わい深いです。

 

 

とはいっても、ただいま絶賛イヤイヤ期中。

 

昨日は誕生日に新しい靴をとデパートに行くと

 

「履きたくない」と激しく抵抗のすえ、靴下のまま逃走。

 

あおむけジタバタくんを捕獲するも大暴れで、フロア中の注目の的。

 

「イヤイヤ」は脳の成長の証、と言われてもその成長に目を細められない時もたびたびです。

 

 

 

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しかし、本日。

 

相方とお散歩に出かけた神さまは

 

「オハナ、オハナ、」と木の周りを歩き、じーっとみあげていたのだとか。

 

 

とどまることを知らぬ歩き続ける男が、たちどまって花を愛でていたとな。。

 

何でも投げる、叩く、蹴るの乱暴ぶりにため息をつかされるばかりだけど、優しい心もあるんだよね。

 

 

彼なりに、確実に、一足一足進んでいるんだなぁ、と

 

分かっていたものの、改めて、嬉しくなりました。

 

 

かみさま、てくてく。私も、てくてく。

 

ゆっくり、のんびり、歩んでいけたらと思います。

 

 

ただし、靴は履いて、だよ・・。