ほころぶ

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今日はあたたかな陽気。

 

ほころびていた梅も花開いていました。

 

 

今日は神さまを預けていたので立ち止まる余裕もあり、パシャリ。

 

すると「近くのカワヅザクラももう咲いていましたよ。」と剪定をされている方に話しかけられ

 

最近のお天気や花の開花について少し立ち話をしました^^

 

 

あぁ、これだ。

 

もし自由な時間を与えられたら、

 

なにより私は会話を、やりとりを楽しみたいんだ。

 

 

目の離せない子育て中は、ノンストップで子供時計。

 

自分のテンポで自分の思うままに伝えたり、聞いたりするのはなかなかできないんですよね。

 

 

 

そんな私にとって、実に楽しいと思えるお仕事が

 

本日、おおかた終わり、ほころんでおります。

 

 

宮沢賢治さんの作品の朗読を収録するというもので、

 

夜な夜なクローゼットスタジオにこもる日々が続いていました。

 

ご縁とは不思議なものです。

 

じつは来月の朗読会で、本当は宮沢賢治さんを朗読したかったのですが

 

いざ読んでみると

 

その深くて広い不思議な世界に

 

もっと知らなければ読んではいけないような、私にはまだまだだという思いになり、断念したのです。

 

そして、もっと知りたい、という思いも。

 

 

そんなとき、いただいたお仕事が偶然にも宮沢賢治さんの作品。

 

まだまだ私には・・と思ったのですが

 

宮沢賢治さんや賢治さんが愛した自然に関するたくさんのお話を教えていただきながら

 

何度も何度もやりとりし、撮り直し、

 

今の自分ができるせいいっぱいを声にこめることができました。

 

話し合いをしながらコメントをなおして、とりなおして、の局時代がよみがえり

 

とてもウキウキしたものでした。

 

一つ一つ、一緒につくりあげる、という感覚、本当に大好きです。

 

 

 

まぁ、こうなると俄然やる気がわいて次!となる性格なのですが

 

そこはおさえて、また子育てを中心に。

 

仕事を抱えると、身の回りがわさわさしていると、大切な人たちにまで無理をさせると

 

素敵な仕事はできないのだと感じるようになりました。

 

とくに声は如実に表れてしまいます。

 

ブレーキをかけられる、ちょっと大人になった私です(笑)

 

 

 

自分がやりたいこと、やるべきこと、大事なことがみえた

 

素晴らしい機会をくださった方に、心から感謝いたします。

 

この詳細はまたおつたえさせてくださいね^^