広島市中区の県立美術館で開かれている「シャガール展」に行ってきました。
20世紀絵画の巨匠と呼ばれる、マルク・シャガール。
フランス・パリのオペラ座の天井画をはじめ
各地の歌劇場や美術館、教会、大学などの壁画やステンドグラス、モザイク画に
彼の世界が躍動感いっぱいに表現されています。
もう・・・魅せられました!
とにかく色彩やデザインが美しいのです!
シャボン玉のように、虹のように色であふれた空間をのびのびと舞う
不思議な動物や笑みをたたえた人物。
そのどれもが優しさに満ちていて
見つめていると吸い込まれそう・・・ぽわーんと夢心地です^^
しかしどうして、こんな不思議な世界が描けるんでしょう。
目にみえるもの、耳に聞こえてくるもの、
そればかりにとらわれず
みえない、きこえないものにも心を傾ける純真な方だったのかもしれません。
つい固まってしまいがちな自分にハッとさせられる、
そんな力が彼の作品に宿っているように感じました。
平面の絵画からステンドグラス、舞台衣装、陶芸と立体の世界に挑戦していくとともに
作品の色彩はより鮮やかさを増しているような気がして
シャガールさんは
筆をもつごとにワクワクと胸躍らせて
自分の中に眠る世界に息を吹き込んでいったのかなぁ・・なんて想像してしまいました。
写真でお見せできないのが何とも残念ですが
展覧会のホームページから美しさがかなり伝わってきます。
ぜひご覧ください^^
シャガール展HP
展示は12月25日まで。
クリスマスデートにぴったりの世界が広がっているのでおすすめですよ^^