声が出なくなって気がついたこと

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先日、
初めて声がでなくなりました。

 

子供のころから
扁桃腺が腫れやすかった私は、
喉が痛くなったり
ガラガラ声になることは
慣れていましたが、


「一週間まったく声がでない」

のは初めてのことでした。


身振り手振りだけでは
相手に気づいてもらえない。

話そうとしても
“口パク”になってしまい

驚かれたり
妙な顔をされてしまう。


思っていることを
ストレートに伝えられない
もどかしさ、
変な声を聞かれたくないと
人を避けてしまう気持ち‥

苦しかったです。

 

 

3つの変化を見落とさないで 

 

いつもと変わらず
声に気を配っていたし、
いつもならもう治るはずなのに
なんで今回は違うのだろう?
と思っていたのですが、
はっとしました。

 

「いつもと変わらずやっていた

ことに問題があるのではないか‥と。



私は3つの変化に
気づかなかったことで
体調を崩し喉を痛めたのでは
ないかと思うのです。


①体調の変化

日々の体調はもちろんですが
年齢を重ねると、
体質や体力もいつしか
変わっています。

筋力や柔軟性、
体の乾き具合や
ホルモンバランスなどで
声質やパワーも
変わってくるはず。

それを若い頃と同じように
声を出したりケアをしていては
喉に負担をかけることに
なってしまいます。


 ②環境の変化

年々暑さが増していたり、
花粉の飛散、
めまぐるしい気圧変化などの自然環境、

また
インターネットやスマートフォン、
オンラインの普及など
社会環境の変化が


エアコンの長時間使用や
長時間の同じ姿勢、
首・肩のコリからはじまり
それが声にも影響してくるのでは、
と思うのです。


 

③働き方の変化

たとえば
子育て・介護をするようになった、

勤務地が変わった
仕事時間が増えたなどの
目に見える変化だけではなく、

部下ができたことで
責任や気遣いが増えたど
見えない面の変化もあります。

仕事量は同じでも
内容が変わることで
今までより
負担がかかっているかもしれません。


私の場合だと、

子供がどんどんわんぱくに
なって反抗的であること(笑)


朗読についても
収録の長さが同じでも
一文が長い古文を読んでいた、
間違いが減った分読む量が増えた、
これがいつもより
喉を働かせてしまっていたのかも‥


シンプルなことばかりですが、
声が出なくなって
私は気づいたのです。

 

いつもどおりやっているのに
なまけずやっているのに
うまくいかない‥

喉にかぎらず
思うようにいかないときは
自分の変化に心をとめてみてくださいね^^



幸い声は
少しずつ戻ってきています。


この経験から

他にも喉を守る方法や
声についての発見が日々あるので

今後、メールマガジンでも
くわしくお伝えしますね。

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