てママ

 

今日、東京都議会議事堂に「とちょう保育園」がオープンした。

 

朝7時から午後10時まで延長可能。

 

親子で食べられるモーニングカフェあり。

 

紙おむつサービス洗濯サービスあり。

 

 

・・すごい。

 

かゆいところに手が届いている。

 

オムツ1枚1枚に名前を書いたり、

 

弁当を作りながら朝ごはんを食べさせたり

 

飲み会の誘いを断る必要もない。

 

 

いいなぁ・・なんて思うけれど、違和感もある。

 

育児による生活の引っかかり感がなく、効率がよすぎるからかな。

 

我慢して苦労してこそ母業だ!なんて古いことは思わない。

 

子育てに頭が体が心が悲鳴をあげることは日常茶飯事。

 

けれど、手間の中に得られるものも感じていたりする。

 

手間自体というより、手間のなかにあるもの。

 

文章でいう行間からにじみでるもののような、もの。

 

 

いまひょんなことから、トイレトレーニングが幕を開けてしまい、

 

日常がさらに大変になった。

 

トレーニングパンツを履きたがらないのでノーパンにズボンを履かせて

 

おしっこが漏れる感覚に気付かせ、ズボンが濡れたら急いでトイレへ。

 

しかしなかなかトイレでは出ないわ、

 

ズボンが何着も洗濯しなければだわ、

 

家のあちこちでおしっこがもれて我が家はモラスハウス状態だわ、

 

ズボンを脱がせたら、コロンと手の中にうんちが落ちるわ・・涙

 

 

先生ならもっとスムーズに促せるし、子供もすんなりやってくれるだろう・・。

 

 

でもこのなかで得られる、

 

何物にも代えられない、

 

何物にも例えられない、ほかほか感がある。

 

 

 

もちろん、育児うつや、虐待などの問題があり、一人ですべてを受けとめるべきではない。

 

私もいっぱいになったら、ポーンとひとにお任せする。

 

ただ、

 

育児がススーッと流れるその隙間から、素敵なものがこぼれ落ちてしまわないようにしたい。

 

 

 

子育てって、子どものための時間のようで、自分をとことん見つめる時間でもある。

 

今までの生き方をぐるんと否応なしに変えられて、でも

 

「あっ、こんなのもありだね!」と

 

テコでも動かぬ思考を容易く広げてくれたりもする。

 

その時はそれが苦痛だけど、そこを通った先に新しい私がまっている。

 

制限されるようで制限をはずしてくれる、ヨガみたいなところがある。

20161002-031254.jpg

 

今日は、手帳を買った。

 

暇を持て余していた学生のくせに持っていた、きめ細かに書き込めるお洒落なブランド手帳より

 

ずっと薄くて軽くて安い、ノーブランドのもの。

 

少しでも荷物を減らして柔軟に動きたい。

 

少しでも荷物を軽くした分、一冊でも本を持ち歩きたい。

 

手帳そのものでなく、暮らしをみつめた手帳えらび。

 

なんか、いいね、と自己満足^^

 

 

 

ママの子育てにおける

 

手間が楽になるサポートもいい、けど

 

手間を楽しめるサポートも、求む。

 

 

私からすれば

 

先着や抽選で合否が決まり、

 

下手すると入園できないかもしれない、滑り止め対策が必要、という東京幼稚園事情を

 

まず何とかして、ほしい涙

 

くじ運、あがらんかな~!