行動力をあげる「言葉の使い方」

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 こんにちは、島 永吏子です。

 今年度も残り3週間ですね。

 

 新年度を前に

 たまっていること、

 やり残していることを終わらせるぞ!

 という方もいらっしゃる一方で、

 疲れているから難しいよねー

 忙しいから無理だなぁーと

 腰が重い方もいることでしょう(笑)

 

 そこで今日は、

 なにかと慌ただしいこの時期に

 ぜひお伝えしたい

 行動力があがる「言葉の使い方」

 がテーマです。

 

 

忙しいのだ、日本人。

 

 海外に行くと思うのは、

 日本人は忙しいなぁ・・ということです。

 

 日本の鉄道時刻の正確さには脱帽。

 おかげさまで

 便利で助かっている反面、

 社会が息つく間もなく

 動いている感覚もあります。

 

 インドへ旅した時、

 「すぐバスがくるよ~」と2時間待たされ、

 ニュースの現場では

 5秒単位でキリキリしていた私にとって

 じつに衝撃的でした(笑)

 

 みんな平等に一日は24時間なのに、

 時間間隔は人それぞれなんですよね。

 

 仕事、家事、育児、

 家族サービス、会食、SNS・・

 

 ずらりと並ぶと

 あぁー時間がないっ!

 と思ってしまいますよね。

 

 でも。

 

 本当は時間をつくれるのに、

 じつは自分の言葉の使い方が

 「忙しい、無理」と思い込ませて

 諦めてしまっていることがあるんです。

 

 

 

 

それは本当に「仕方ない」の?

 

 私が子育てを始めて

 よく使うようになった言葉は

 

 「仕方ない」でした。

 子供がいるから仕方ない、

 疲れているから仕方ない、

 もう年だから仕方ない・・。

 

 これが実に使い勝手がよくて(笑)

 仕方ないといったら

 それ以上、

 なーんにも考えなくてすむんですよね。

 

 もちろん、

 どうにもできないこともあるし、

 それ以上やらないことが断捨離になって

 日々が笑顔で幸せに過ごせるなら

 それでもいいと思うんです。

 

 ただ、

 自分の日々を不満に思ったり

 夢が叶わないなぁと

 ため息をついているなら、

 諦めるのは早いのかなと。

 

 なぜなら、これ、

 自分に力がないのではなく、

 自分で自分の力を抑え込んでいるだけ

 ということがあるからなんです!

 

 

 

脳は言葉に誘われる

 

 心理学で

 「カラーバス効果」

 という言葉があります。

 

 例えば、

 部屋の中で青色の物がいくつあるか探していると

 その他の色が目に入らないように、

 

 人間の脳は、

 特定の事を意識すると、

 その特定の物を積極的に認識する性質が

 あるといわれています。

 

 つまり

 「仕方ない」「難しい」

 という言葉を選んでいると

 脳は「仕方ない、難しい理由」ばかりを

 探してしまう。

 

 本当は、わずかでも

 道があるかもしれないのに、です!

 

 

 

言葉の力を借りよう

 

 だったら、その言葉の力を

 大いに活用しましょう!

 

 「できるかも!」

 「どうしたらできるかな」

 「何からまずやろう」

 その言葉を聞いたあなたの脳が

 一緒になって探しくれますよ!

 

 そして

 言葉頼りにせず、

 その言葉と一緒に

 不安や面倒臭さをとり払って

 自分で気持ちを切り替える意識も必要です。

 

 

 

新年度は1ミリでも進化した自分で踏み出そう

 

 3月になると、改めて思います。

 人生は一度きり。

 そして、いつ何が起こるかわからない。

 

 日々のことに追われる前に、

 一度たちどまり、

 自分の心と言葉と行動を

 あわせることを忘れたくないなと。

 

 まもなく、新年度。

 新しい年号も、もうすぐそこですね。

 

 何かを始めるのも

 何かをやめるのも

 不安や心配はつきものですが、

 言葉と仲良くしながら

 自分の力を抑え込まずに

 進化、深化したい。

 

 春の足音をききながら

 そんなことを感じています。