お天気が心配な日が続くなか
長月にはいりました。
長月は「夜長月」からきているとも言われますが
まったりお茶を楽しんだり、読書がはかどったり。
つい夜を深く味わいたくなる時季となりましたね。
さて本日は
忙しくてすっかり足が遠のいていた朗読に行ってきました。
やっぱり楽しい^^
お師匠の感性と聴覚の素晴らしさに、毎回感動しています。
なるほど・・の連続なのですが、
今日は”『』のついていない”会話部分の読み方が印象的でした。
『』がついていないので人物さながら台詞のように読むのは自然ではない、
でも、その人が話していることを思いながら読んでみる。
思うだけで何が変わるのかと言いたいところですが、
これが
意識するだけで、文章がいきいきと色彩を帯びてくるから不思議。
ほんのわずかなこと、
でも、やらなければ色も香りも無きものとなる。
深いです。
・・・しかしこれを日常に置き換えてみれば
どんなに優しい言葉、優しい笑顔で取り繕っても
相手に対してお腹に曇った思いを抱えていれば
隠せているようで不覚にも何かしら醸し出ているということですよね・・・・。
おぉ、おそろしい(汗)
朗読はいろんなことを学ばせてくれるありがたいお時間と深くうなづくのでありました。