ひと月

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育児でひといきつく間もなく

 

あっという間に出産からまもなくひとつき。

 

忘れぬうちに息子との出会いを書き留めておこと思います^^

 

 

 

 

私の出産は予定日を過ぎて4日目のこと。

 

ちょうど診察日で

 

「赤ちゃんはまだ出てくる気がないね~。」と診断された6時間後、陣痛が始まったのでした(笑)

 

 

しかし   如何せん初めての経験、

 

そして忍耐強い気質の富山県民の私は

 

この痛みが陣痛か、陣痛の前ぶれにすぎぬものかも分からず

 

痛みをひたすら我慢(笑)

 

たまたま早く帰宅した相方に痛みが5分間隔だよ!と言われ

 

慌てて病院へ連れて行ってもらったのでした。

 

 

 

 

陣痛は下痢の百倍くらい猛烈に痛いけど

 

「息子が頑張ってる証拠、これを経て会えるんだよね・・。」と心を落ち着かせ

 

いきまないよう、とにかく息を吐く、吐く、吐く。

 

自分でもびっくりするほど深く長く息を吐けたのは

 

ヨガで教わった呼吸が活きたのだと思います。

 

 

 

数分感覚にやってくる陣痛の波の合間は

 

つかの間の休息をとるように

 

意識がふーっと遠のき、幽体離脱?しているみたい。

 

まるで静かな海辺に寝そべっているような気分は

 

ヨガのシャバアーサナのポーズのときの感覚とそっくりで、

 

あーリラックスしているんだなぁ・・と不思議な時間を味わっていました。

 

 

 

ふと横をみると   エールを送っていた相方も、寝ている。。

 

おいおい(笑)

 

しかしすでに日付変わって数時間が経過・・・いたしかたない。

 

 

 

出張続きで無理だと思っていた立ち会い出産。

 

奇跡的にできた相方には本当に助けられました。

 

オーラがみえる(笑)という雑貨屋のおじさんに教えてもらった

 

パートナーしかできない陣痛の緩和法、

 

「陣痛の波がきたら、私の腰へ手をあててもらう」を実践したところ

 

暗示にかかっただけなのか?不思議と痛みが少ーしずつ和らぐ・・!

 

おそるべし、オーラおじさん(笑)

 

 

出産時、夫は何の力にもならない(笑)と聞いていましたが

 

いやいや、

 

そばにいてくれるだけで母親も赤ちゃんも安心して来るときを迎えられるものです。

 

私は一人だったら出産できなかったのでは・・と思うほど

 

夫婦力、家族力を教えられた時間でもありました。

 

 

 

 

 

そうして病院にて6時間後、

 

かわいい繊細な産声とともに

 

息子がにょろーっと出てきてくれました。

 

 

抱っこすると

 

例えようもなくあったかく、ぬるぬるで、心細げで

 

「絶対この子を守っていく」と強い気持ちが芽生えたのは今でも忘れられません。

 

 

 

私が出産を経て感じたこと。

 

何事も、恐れは無用。

 

 

未知の経験に悩んだり不安になったりの連続でしたが、

 

フタを開けてみれば

 

いろいろあったものの

 

どれもが自分が乗り越えられる限りのもので

 

自分には必要だったものが準備されていたように思います。

 

 

 

神様はその人ができないことをさせることはなく

 

乗り越えられることしか与えない。

 

 

ドタバタ育児でめげそうなときも

 

あのとき感じた思いは今の私を心強くしてくれています^^

 

 

夢のようなまことの時間を

 

先生をはじめ、家族や友人など支えてくださった皆さんのおかげで

 

経験することができました。

 

本当にありがとうございました!