珈琲時間が私の至福であることをご存知な家族。
鬼の形相になると「行って来たら~」と追い出す、いや、送り出してくれます。
先日は近所のカッフェーに。
手作りスコーンやジャムが並ぶ、白くて小さなお店。
座席がピアノの椅子だったり、なぜか珈琲の名前が「山羊座ブレンド」だったり。
私に居心地良いものが集まっていました。
本棚にはインテリアや手作りお菓子本にまじって、岡本太郎の「壁を破る言葉」。
東京一人旅の初期、岡本太郎記念館に行ったことがなつかしく手に取りました。
「限界なんて感じるな。いつも崖っぷちなのだから。」
「壁は自分。」
まっすぐみつめられているかのような力強い言葉ばかりです。
「人間というものは、
とかく自分のもっていないものに制約されて、
自分のあるがままのものを疎かにし、
卑下することによって、不自由になっている。」
ほほぉぉ、深い。
ふかい、かい、かい。かゆいかゆい。
頭をポリポリ、かきたくなるドキリ感。
さすが芸術は爆発の、太郎さん。
家で爆発しとる場合ではない!
ピシッと気持ちを引き締め、家族のもとへ帰るのでした^^
自分では買わない本があったり。
お店の本棚に手を伸ばしてみるのもいいですね。