うなずきみなづき

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今日から6月。

 

つまりはまもなく2016年も折り返し・・早いものですね。

 

 

 

きのうは、4,5年ぶり?の再会ごはんでした。

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お会いしたのは富山出身のチェンバロ奏者、平井み帆さんです。

 

(平井さんは、こちらの方です http://hirai-miho.music.coocan.jp/

 

曲がりなりにも大学でチェンバロの授業も受けた私にとって

 

み帆さんの演奏は驚くべきものでした。

 

繊細で軽やかなチェンバロの音色は

 

み帆さんをとおすと力強く情熱的に、表情豊かな響きになる、と。

 

 

声と同じく、音色もその人のままを表すようで

 

み帆さんも、力にみちあふれ、熱く、包容力のある女性です。

 

セラピストかしら!?と思うくらいに

 

私はつらつらと自分の思いを解き放ってしまい、

 

み帆さんはそれをやさしく受け止め、豊かな発想を膨らませて背中をおしてくださいました。

 

それはまさに自分が求めていたかたちで、

 

「あぁ、はやまらなくてよかった」と思いました。

 

 

 

たとえば

 

いいなぁと思う服を見つけたけど迷う部分もあって買うか悩むとします。

 

100%気に入ったわけではない、でもこれを超える服に出会えないかもしれない、

 

そうこうしているうちに売れてしまうかもしれない、と焦る。

 

それで買うのもよしだけど

 

ためらいのない運命の一着と出会うタイミングを待つのもいいものだ、と最近思います。

 

 

 

 

「鉄は熱いうちに打て、ですよ」と忠告されたことがありました。

 

そうか、そうだよね、と

 

気持ちがついていかなくてもスピード勝負、

 

隙をみせず隙を与えず、すぐに動かないといけないよね、と思ったものでした。

 

 

でも、最近、気づいたんです。

 

「それって、『鉄は』だよね」と笑

 

 

私たちは

 

体や心の状態、環境、天候、まわりの人、などいろんなもので日々移りゆくもの。

 

しなやか。

 

だから、なにも打って固めなくてもよい。

 

時間をおき、間をつくり、無になることも大切よね、と^^

 

 

 

・・・また得意の飛躍をしてしまいましたが

 

そのくらい、み帆さんの再会をへて「うん、時を待つことを楽しめる」と深々とうなずいたのでした。

 

まさにランチ中も

 

「言葉も音楽も、句読点や休符は単なる空白ではなく意味のあるもの」という話題になりました。

 

 

 

しみじみと うなづきました 水無月に

 

 

はい、今月も楽しくすごせそうです^^