日曜は
富山出身のチェンバロ奏者、平井み帆さんの演奏を聴きに、東京オペラシティへ。
巨大な人物オブジェ。
エスカレーターから見上げてみると、音符のよう。
とても贅沢で上質な空間です!
み帆さんのチェンバロと、太田光子さんのリコーダーが奏でる古楽は
とても表情豊かでドラマチックでした。
はるか昔のかおりが生き生きとよみがえってくるようで、ドキドキ、胸が高鳴りました。
み帆さんの音色は
雨粒みたいにポツポツ、パラパラ、ザザー・・っと降り注ぐように肌で感じました。
そう、はっと気づかされました。
音楽って耳で聴くというより肌で感じるものでは、と。
子供の頃からコンサートや発表会で鳥肌が立ったり涙が出たり・・何でだろうと思っていたけど
肌で音をというか、音が空気や空間と調和されてじ~んと体に入っていく感じだなぁ、と。
でもこれは音楽にかかわらず
絵画もスポーツもダンスも全身でみている、空間で受け止めている、のかなぁと。
「空間」は自分にとって大きなテーマだなぁ。
音楽に酔いしれながら日頃気づきもしないことがポンポン浮かび
とても有意義な時間をすごすことができました。
と私はこんな形で音楽鑑賞を楽しんだのですが
古楽の知識がないしと難しく考えず、ただただ肌で感じに行くのでもいいのではないでしょうか。
ちょっと日常とかけ離れた空間を堪能する。
いつも忙しくすごしている方にはおすすめです^^