大島絵本館に行ってきました。
お仕事で何度かおじゃましていましたが
母親となって来てみると、感動が違う!
何気なくみていたオブジェや、窓の高さ、坂道通路・・子供が笑顔になる演出ばかりです。
神さまは所狭しと並ぶ本から4冊ほどリクエストしたのち、
おままごとコーナーへ・・・。
いやいや、せっかくなんだから絵本を楽しもうよ・・と思う大人思考。
しかし、そこから動こうとしない。
しぶしぶ、お相手することにした。
野菜を切って、お鍋で煮て、お皿に盛りつけて・・「ハイ!デキマシタ!」「オイシイ?」
とっても楽しそう。
絵本を楽しもうよ~散歩をしようよ~男の子だしおままごとなんてさぁ~、とついつい大人思考。
「・・もうお母さんお腹いっぱいになったよ。ごちそうさま!」
「マダ!!!」
なんでこんなに張り切ってるのよ・・・そこで、はっとした。
こういうやりとりを随分していない。
電車に乗ったり、景色を観たり、散歩や絵本、お絵かき。
対象を一緒に体感したり、教えたりはしているけれど
対象から架空のものを創造しあってやりとりする、そんな遊びをしなくなっていた。
おままごとって、みえないものを親子で感じあい心を通い合わせるのにぴったり。
気のすむまでお相手してみた。
それにしても
鍋で野菜を煮ながら「アチチ」と言ったり
スプーンを並べるさいやお皿をかたずける前に一度水洗いをしたり
料理中にじゃましているようで、ちゃんと見ているんだなぁと、びっくり。
子どもって、気づかないところまで、よく見ている。
こわい笑
途中でほかの男の子が混じってきた。
てきぱき料理をするその子に一瞬ムッとした神さまだったけど、
彼が作ってきた「スイカジュース」を飲む真似をしながら「ウン、オイシイ」と応えている笑
いつの間にかお付き合いを学んでいるんだね。
ままごとにいろいろ考えさせられたママでした。