子育てで自分の過去を生きなおす

 

 

梅干しを書いてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これにちなんで甘酸っぱいお話をしましょう☆

 

私はよく

 

「まじめだね」「きちっとしてるね」「心配性だね」と言われます。

 

でも仲のいい人ほど真逆のことを言ってくる。

 

そう、私は、ぼーっとして、のんびりで、適当。

 

じゃあ、なんでそう見えない行動をしているんだろう・・。

 

子育てをしていると、自分のすっかり忘れていた過去が蘇ってきました。

 

 

あれは小学5年生のときです。

 

その頃の私は超人見知りから徐々に人前にでる楽しさを知るようになっていました。

 

5年生は校内を班ごとになって防災の見回りをする役目があり

 

そのときも私は班長でした。

 

見回りをする際は定刻に放送室からアナウンスをかけて出発するのですが

 

当時の私は「もうそろそろだからいいよね~」と

 

数分早めにアナウンスをかけたのでした。

 

すると・・

 

「6年生はまだ授業を受けているのに何で放送したの!!!」と担任の先生は大激怒。

 

「島はリーダーにふさわしくない!」と

 

見回りの班長はおろか、学級代表も、クラス班長もすべて降板させられたのです。

 

そして、それから半年以上、

 

リーダーに選んではもらえませんでした。

 

10歳にしてリストラ気分です(涙)

 

 

みんなの前で怒られ辞めさせられたこと、信用を一気に失ったこと、

 

リーダーにもう選ばれないこと・・。

 

本当に恥ずかしくて情けなくて・・しばらく隠れるようにすごしていました(笑)

 

人前に立つことが楽しくなっていただけに、

 

そして思い返せばあれが人生初のマイクを前にしただけに

 

あの頃の私は、相当なショックを受けていたのではないかと思います。

 

だって最近までそのことを全く思い出せず、担任の顔すら思い出せないのですから(笑)

 

 

今思えば、あれから重ねに重ねた準備、必要以上の緊張感、

 

人の前や上に立つときはちゃんとしなくちゃいけない、と

 

厳しく厳しくしていました。

 

仕事をするうえでも、母親であるにも。

 

 

 

しかしそんな私が、今になって変わりだしました。

 

2歳の神さまが38歳の私よりもしっかりしているからです。

 

一回しか行ったことのない場所にまた行こうとする方向音痴の私に

 

「ちがう!あっち!」と促されて従うと無事到着したり、

 

お風呂の中でうたた寝する私に「起きて!」とビンタをして起こされたり、

 

「なに?ちょっと疲れた?」と気遣われたり(笑)

 

生まれ持った気質ってあるんですね。。

 

教えてもないのに、こっちが頑張っても追いつかないしっかり者ぶりなので

 

もう、甘えちゃおうかな・・と!

 

 

親として躾けなければいけないことはもちろんします。

 

でも、そうでないときは無理しなくていいんじゃない?

 

本当の私らしい、のんびりな天然母さんでも、いいんじゃない?

 

今までなら絶対許せない思いが、芽生えたのです。

 

 

 

子育てをしていると

 

自分が子供の頃のすっかり忘れていたことがよく蘇ってきます。

 

当時をもう一度生きなおす、というか

 

当時、自分で×をつけていたことも○だよね、とさせてもらっています。

 

 

それにしても子どもの頃の経験って、本当に大きいな。

 

自分も気をつけねば!です。

 

 

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