子どもの日本語力を育むには

ヨガアナウンサーの島 永吏子です。

 

夏休みはご実家に帰省して

子どもはじいちゃんばあちゃんにいっぱい遊んでもらって大満足、

親としても、束の間休めてよかった~という方も多いでしょうね。

私もその一人、今は現実に引き戻され

連日の「今日はどこ行くの~!?」で毎日大変です。。

 

・・・まぁ、もっぱら私の好きな神社仏閣に連れていきますが(笑)

 

 

子どもとお年寄りがふれあうこと、

じつは日本語力を育むのにもとってもいいんです。

 

朗読教室をしていると

特に人前で読む経験がおありではないのに、

年配の方々の話し方にいつも惚れ惚れ。

お年を召して声が出にくい、呂律が回らない・・とおっしゃるのですが、

一音一音が丁寧でハリがあり、温かみを感じます。

言葉の選び方も勉強になります。

 

日本語に適した話し方、体の使い方、食事・・・

かつては暮らしの中で自然と育くまれていました。

今は生活環境の変化でそれが叶いにくい、

さらにSNSなど直接話さなくてもやり取りができる便利さで

ますます話す力を育まれにくい。

お子さんの話し方や日本語を心配するお母さんの声もよくいただきます。

 

日本語力、話す力を育むのにおすすめなのは、

お年寄りとできるだけ話す機会をもつこと。

言葉だけでなく、日本の文化や歴史も会話の中から自然と教わります。

そう、夏休みこそ子どもたちの言葉力を育てるのにいい時間なんです。

 

これは、大人もしかり。

人生の先輩方は日本語のお手本でもあります。

訛りがあっても問題なし。

大切なのは、日本語の丁寧な発音と、温かみのある話し方。

会話することで自然と育まれていきますので

たくさんお話してみましょう。