今日は気持ちのいい青空。
窓のすきま風が憎らしいこの時期、心おきなく窓を開け放せる喜びにひたっております。
掃除も洗濯も進む進む~!!
家事がテキパキできないのはお天気のせいだったのだ、と都合のいい言い訳をしてルンルンの一日でした。
今朝もひえこみましたが、ちゃんと春へと進んでいるんだなと感じられる空ですね。
さて春の豊かな彩りが恋しい今日この頃とはうらはらに
無色・白の世界を味わってきました。
富山城の敷地内にある、佐藤記念美術館。
唐から清時代の中国陶磁を中心に、東南アジアの陶器を展示する「海を渡ったやきもの」が開かれていました。
白磁は心がすっきり洗われるような美しさ、質感や形が際立ちます。
そう、すっぴん美人のような!
カラフルが好きな私ですが、物足りなさは感じません。
色味がないぶん、自分の想像力でいかようにも彩りを添えられますから。
白の面白さ、 ここにありです。
そして、ロビーにもあり。
石と白砂で風景を表した「盆石」です。
「浅春の盆」と名付けられ、春とはいえまだ寒さが残るまさにこの時期の景を打っています。
これまた色彩がないけれど、白と黒のコントラストが美しけり。
盆石の細やかさとともに、毎週作品を入れ替えるというきめ細かな心配りにも感服いたしました。
作品に 色がなくとも 異論なし
十人十色、みなさんの目にはどう映るのでしょう?
想像力を膨らませながら楽しめる白の世界に、ぜひ!
4月1日(日)まで 富山市佐藤記念美術館
(※写真は特別に許可を頂き撮影しています)